サラブリについて知る
私たちの活動への想いや、目指す未来についてご紹介します。
About
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サラブリトレーニング・ジャパンは、競走馬生活を引退した馬に「リトレーニング」を実施し、 セカンドキャリアにつなぐことで、競走馬の引退後をサポートするNPO法人です。 引退馬に生涯充実した馬生を送ってほしい、自分の食い扶持を自分で稼げるようになってほしい、そんな想いで活動しています。
「リトレーニング」で引退馬を
次のキャリアにつなぐ
競走馬引退後のキャリアパスにおいて「リトレーニング」は欠かせません。
競走馬は「より速く」走れるように調教されています。引退競走馬が人とゆっくりと歩んだり、
細かい動きをしたりするためには、リトレーニングが必要です。私たちはこのリトレーニング期間をサポートする事により、1頭でも多くの馬をセカンドキャリアにつなげることができます。
3分でわかるサラブリトの活動
サラブリトでリトレーニング中・終了した引退馬たちをリトレーニングホースと呼びます。これまでに200頭以上を超える馬をセカンドキャリアにつなげてきました。
現在のリトレーニング頭数
18頭
これまでの実績
203頭
引退後、長い馬生を残し行き場を
失う競走馬たち
競馬場で日々激しい競争を繰り広げる競走馬は、その多くが事故やケガなどで引退を余儀なくされており、その数は年間5,000頭にのぼります。
引退した馬たちには、平均20年~30年の寿命が残されていますが、彼らを受け入れられる場所は少なく、引退後の行方が分からなくなる馬も珍しくありません。
元気なうちに引退していく競走馬が、引退後も馬生を全うできる支援が必要です。
Vision
引退馬それぞれの
個性に合わせた
キャリアを歩める社会に
一頭でも多くの引退馬を救い充実した馬生を届けるには、
引退馬それぞれの個性に合わせた活躍の場を提供することが不可欠です。
また、セカンドキャリアだけでなくその後の生涯がどうなっていくのかも
見守っていく必要もあります。
より多くの引退馬に
リトレーニングを届ける
毎年、競争生活を引退する馬は5,000頭にのぼると言われており、まだまだ多くの馬をセカンドキャリアにつなぐため、活動を広げる必要があります。
これまでにない
活躍の場を創出する
近年注目を浴び始めているホースセラピーだけでなく、観光での乗馬体験や、流鏑馬などの伝統文化といった様々な活躍の場を模索しています。
引退競走馬のセカンドキャリアの輪を全国に広げる
引退競走馬の活動の輪を全国に広げ、岡山から活動発信を続けて参ります。
1頭でも多くの引退競走馬に、セカンドキャリアを。
理事長 角居勝彦
私たちは、引退した競走馬にリトレーニング(再調教)を行うことで、セカンドキャリアに繋げる活動をしています。競走馬は年間約7,000頭生産され、そのうち引退する馬は年間5,000頭とも言われますが、まだ日本では引退馬をサポートする体制が十分ではありません。
乗馬クラブをはじめ教育や農業分野など、引退競走馬の活躍の場はまだあると思っていますが、生まれてからずっと早く走ることだけを教えられてきた競走馬が次の舞台で輝くためには、「再調教」が必要となります。
これには当然お金も時間も必要ですが、1頭でも多くリトレーニングを行い、次のステージへ繋げていけたら…と思っておりますので、引き続きご支援いただけたら助かります。どうぞよろしくお願いいたします。
JRA騎手 武 豊 さま
馬が身近な存在となり、馬のすばらしさを皆さんに知ってもらえる機会に繋げたい
馬は懸命に走ることによって、我々騎手にもファンの皆様にも夢を与えてくれます。競争をやめても馬が出来ることは、まだまだ沢山あります。
「サンクスホースプラットフォーム」は、馬にとっても幸せなことであり、騎手を含め関わった競馬関係者もうれしいかぎりです。日本でも馬が身近な存在になり、馬のすばらしさを皆さんに知ってもらえることに繋がってほしいと思います。
JRA調教師 福永 祐一 さま
馬それぞれの役割と得意不得意を見極めて新しい生涯を届けるこの活動に期待しています
競走馬からは本当に多くのことを教えてもらいました。それは精神力であり、技術であり、言葉では言い足りないほどです。
私自身、引退した競走馬を自分の乗馬馬として引き取っていた事もあり、馬によって得意不得意がある事は感じています。速く走れなかった馬でも、役割を見いだせればこんなに嬉しいことはありません。
この活動がひろがり日本の馬事文化の普及に繋がっていくことを願います。
メディア掲載実績はありません。
Support
NPO法人サラブリトレーニング・ジャパンの活動は、みなさまの応援により成り立っています。
寄付での応援を通じて、引退馬にセカンドキャリアや充実した馬生を届けませんか。