馬と人、共通するコミュニケーション
「引退馬支援インフルエンサー」虎徹パパさんの新しい動画がアップされましたのでご紹介します。
前回出てきた競走馬から乗用馬へのリトレーニングが順調に進んだタピゾーとの比較で今回はアオイハヤトに焦点を当てた内容になっています。
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【永久保存版】JRA厩務員がサラブレッドのリトレーニングに迫る!!
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今回はリトレーニングの入り口となる部分のグラウンドワークで、
①引退競走馬になにが「YES」でなにが「NO」なのかを教え、反射的に動くのではなく「これはしてはいけないんだ」と馬自身に考えてもらい行動をさせる
②2頭を丸馬場に入れることにより、馬同士の干渉性が生まれ順列をつけようとする競走馬の持つ闘争心を人間が間に入り喧嘩の仲裁をしながら社会性や集団での行動、関わり方を教える
ということをメインに宮田さんが解説をしています。
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「いいよ」「すきだよ」だけではもちろんだめで(でもこれも大事です)、その中で「だめだよ」「そうじゃないよ」とわたしたち人間が馬にきちんと伝えられることがとても重要です。そうでないと馬が人間よりも上に立ってしまい指示をだしても聞いてくれなくなってしまいます。
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この動画では、アオイハヤトとレッドゼノンが出てきます。
アオイハヤトはリトレーニングを通して「NO」を理解し始めており、宮田さんの発する「NO」にも反応しています。一方のレッドゼノンはリトレーニングの期間がアオイハヤトよりも浅いため、まだその意味を理解しておらず「NO」と言われても全くおかまいなしです。
その違いを見ているだけでもなるほど・・・と思ってしまいます。
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人同士でもやはり学校や職場の中などで集団で行動したり、その中で順列が自然とでき、逆らえない(「NO 」と言えない)人が存在してきます。
何事も「YES」ばかりで「NO」を我慢していると知らず知らずのうちにストレスとなりからだやこころに影響を及ぼしてきます。
逆に「NO」ばかりで「YES」がほとんどないのも同様です。
人も馬も、お互いに「YES」と「NO」を伝えられる関係性を築くこと。
これがリトレーニングにも、わたしたち人間同士のコミュニケーションにおいてもとても重要なことなんだと思います。
皆さんはこの動画をみて何を感じましたか?
感想などコメントいただけると嬉しいです。
虎徹パパさんは全国の引退馬支援施設などをたくさん取材し動画にされています。ご興味を持たれた方はぜひ他の動画もご覧になってみてください。
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動画の最後にも紹介があったように、7月1日から「サラブリボンフレンズ&サラブリボンパートナーズ」という一口1,000円からの支援制度がスタートしました!
詳細はこちらからご覧ください。
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