【卒業】ラブソングレイ
ラブソングレイの紹介
5戦0勝。父はダービー2着、重賞を2度制しGⅠ1番人気にも輝いたリーチザクラウン。リーチザクラウンは2016年にデビューした産駒がブレイクし、一気に人気種牡馬としての地位を確立した。母のスプリングレイは南関東競馬で93戦走り抜き、6勝をあげた馬で、祖母も南関東競馬で5勝。母の一族には35年、未だに破られない中山ダート1800mレコード保持馬キヨヒダカがいる。本馬には父の勢いに加えて母、祖母のように確実に長く走れる余地がある血統背景があった。そして何より母、祖母、そして本馬、すべて生産牧場がキヨタケ牧場という馬だ。 初出走は中央競馬で母、祖母、キヨヒダカも得意としたダート競馬の1200m戦。レースでは芝部分のスタートダッシュが効いて先行集団に取り付くものの、ダートになった途端ダッシュが続かず後方まで下がってタイムオーバー。ほろ苦いデビューになった。3カ月後に前走スタートダッシュがうまくいった芝のレースに出走。スタートから積極的に先団グループに取り付き、4コーナーまでは3番手につけたものの、直線で力尽き14着の結果であった。 このレースを最後に中央競馬から地方競馬の園田競馬に移籍。その初戦は、1枠1番で中央競馬で見せた先行力を思う存分活かしたかったのだが、レースが始まると徐々に後退していき、直線で前に取り付くことなく最下位。その後2回走ったものの最後方のままレースは終わり、最下位から脱出できなかった。 母、祖母のように地方競馬で長く走り、無事是名馬となりたいところであったが、このレースで引退が決まった。本馬はキヨタケ牧場で20年以上つないできた血統である。特に大きな故障箇所は無いが、後肢に違和感があるため引退することとなった。たくさんの思いがつまった本馬のこれから始まるセカンドキャリアにぜひ応援、ご支援よろしくお願いいたします。
詳細ホース情報
血統 | 父:リーチザクラウン 母:スプリングレイ |
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生年月日 | 2015年3月27日 |
性別 | 牝馬 |
産地 | 新ひだか町 |
毛色 | 黒鹿毛 |
生産牧場 | キヨタケ牧場 |
所属厩舎 | 雑賀伸一(園田) |
獲得賞金 | 0万円 |
入厩日 | 2018年10月 |
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