レッドアルティスタ号の近況と今後について
鹿児島県のホーストラストさまにてのんびり気ままに過ごしておりますレッドアルティスタ号ですが、近況報告が遅れておりましたことをお詫び申し上げます。
11月~1月までの近況をお知らせいたします。
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≪11月≫
放牧地を移動してからまだ一ヶ月と思えないほどに群れに馴染み、その群れのボスに気に入られたようです。相変わらず旺盛な食欲を満たしながら元気に群れの仲間と仲良く過ごしました♪
≪12月≫
群れの仲間たちの中にはセン馬がアルティスタともう一頭しかいないので喧嘩をすることもありますが、いい距離感を保って過ごしていました。きっと精神的にも成長したのでしょうね。
≪1月≫
鹿児島にも雪がパラパラと降る日もあり、そんな中でも仲間たちと仲良く寒さを乗り切りました。相変わらずの食欲で体調を崩すことなく過ごしました。1月25日に退厩をしました。その際に放牧地にいた仲間たちが近くまで来てお見送りをしてくれたそうです♪馬運車に乗り込む際も暴れることなく素直に乗り込み、一路岡山へと向かいました。しかし乗り込んだ後、仲間たちとのお別れや馴染んだ放牧地を離れることが寂しくなったのか鳴いていたそうです。そのエピソードには少し心が痛みました。仲間がお見送りしてくれたことは、アルティスタが仲間たちと仲良く、信頼関係を築いていたからこそかな、などとうれしく思いました。でもやはりお別れは寂しいですね・・・。========================
25日の夜には岡山に到着し、輸送疲れもあまり感じさせないほど元気な様子でした。心持ち鹿児島に移動する前より前髪や体毛が日に焼けて明るくなったように感じました。人間でいうチャライケメンのような雰囲気を醸していました。放牧地でモテモテだったのでしょうか♪
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鹿児島での思い出を胸に、数日を岡山で過ごした後、2月3日に、石川県珠洲市へ出発しました。行き先は石川県珠洲市。当法人の理事長角居勝彦氏が立ち上げた「奥能登馬プロジェクト」という引退乗用馬の終の棲家を奥能登に作り、過疎化地方の地方創生や観光の促進などを引退馬や引退乗用馬を活用しながら行うプロジェクトでの受入れの2頭目として繋養されることになりました。
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動画は1頭目の繋養馬であるドリームシグナル号との初対面の様子です。人見知りせずグイグイ来るアルティスタにたじろぐドリームシグナルが可愛らしい動画です。
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レッドアルティスタ号はこれから養老余生を過ごしながら、地域の方々や支援してくださっている方々とふれあい等をしていくそうです。先輩であるドリームシグナル号共に、奥能登いって欲しいなと思います。========================
レッドアルティスタ号の預託料は皆さまからのふるさと納税でいただきましたご支援を活用させていただく予定です。リトレーニング中の怪我等で乗用馬などのセカンドキャリアが絶たれてしまうケースが今後もあるかもしれません。わたしたちは引退競走馬が乗用馬としてや養老などどんな形であれ、馬自身が幸せや喜びを感じながら毎日を過ごせることが、馬と人が共に生きていく中で必要なことだと思っています。
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リトレーニングだけではなく幅広く馬たちのために活用し、皆さまからの温かい想いを馬たちに還元していけたら、と思います。引き続きご支援いただけますと幸いです。
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