【卒業】マルカウォーレン
マルカウォーレンの紹介
21戦4勝。
右前脚屈腱炎を発症し、競走生活を引退することとなりました。
マルカウォーレンは、父は2歳時代に天才の名を欲しいままにしたマルカシェンク。
母はアメリカ血統のマイワイルドローズだ。
デビューは2歳ダート1800m。鞍上は2018年に年間最多勝を更新したルメール騎手。
レースは中団6、7番手で進めると3コーナーから徐々にポジションをあげ、
最終コーナーを回る頃にも勢い保って2番手まで!
そのまま先頭にたち、ラストスパートし見事勝利!2着に3馬身差の完勝であった。
いったん休養した後、2戦して4着、2着、そして1番人気で迎えたわらび賞。
新馬戦と同じく中団から進め、いい感じで進路をとりながら直線へ入る。
鞍上福永騎手の手綱さばきとムチに応え力強く先頭を捉え、
そのまま突き放して2勝目をあげた。
1000万クラスに上がると7着、8着と振るわず。しかし中ノ岳特別では、
逃げた馬の後ろにつけ4番手でレースを進め直線へ。
逃げた馬と横の馬で中々進路が取れなかったが、活路を見出してラストスパート!
逃げた馬を捉え、そこから追い込み勢の猛追も振り切りゴール!!
このレースで準オープンに上がったが6着…降級後2戦して迎えた姫路特別。
6番手でレースを進め、直線で追い込んできた馬とその前の馬を捉えにかかる!!
逃げた馬を交わした時、横にいたのはこの前サンクスホースプロジェクト入りした、トウケイワラウカドとのデッドヒート!
少しマルカウォーレンが前に出て脚色衰えず、トウケイワラウカドを振り切ってゴールイン!
再び準オープンに返り咲いた!
準オープンでの復帰戦は7番手で進み、直線手前では3番手と必勝パターンだったが、
後ろから来た馬に抜かされ、クビ差で3着。その後も準オープンで善戦するも、
薫風Sを走った後、約1年半の休養。復帰初戦は5着にきたが、その後は
5戦して掲示板に載ることは出来ず。白川郷S16着が結果として最後のレースとなり、引退となった。
順調にいけばダービーをとれた!ともいわれるマルカシェンクの代表産駒として走った現役時代。
優等生な勝ちっぷりには才能を感じたので非常に残念ですが、セカンドキャリアを充実させてほしいです。
また姫路特別で好勝負を演じたトウケイワラウカドとの人間関係…ならぬ馬関係も、リトレーニングでの注目です。(笑)
詳細ホース情報
血統 | 父:マルカシェンク 母:マイワイルドローズ |
---|---|
生年月日 | 2012年5月4日 |
性別 | セン馬 |
産地 | 千歳市 |
毛色 | 黒鹿毛 |
生産牧場 | 社台ファーム |
所属厩舎 | 今野 貞一 |
獲得賞金 | 6020万円 |
入厩日 | 2019年8月 |
支援する