【卒業】カレンナヴォーグ
カレンナヴォーグの紹介
9戦0勝。左前脚屈腱炎により引退。歩様に異常はない。 カレンナヴォーグは、父はエンドスィープの産駒の快速馬で、現役時代はアメリカで4着以下なしというキャリアの重賞ウイナー、プリサイスエンド。母はメイショウカレン、一族からは91年の牝馬クラシック戦線を沸かせたノーザンドライバーがいる血統で、2016年のオータムセールで取引をされた馬だ。 デビューは3歳1月のダート1,200m戦。プリサイスエンド産駒が得意なダート短距離だ。最後方からレースを進めて結果は14着であったが、あがり3ハロンのタイムは2位!希望が持てるレースであった。次のレースは中団後方に待機するも、前走で見せた末脚を出しきれず、順位も伸び悩み11着。3走目で初めて9着と一桁着順に入り、このまま波にのれるか!と思うも、14着が2度続いてしまう… その次のレースでは、今年ブレイクを果たした女性騎手、藤田菜七子騎手を背にレースに挑み勝利を手にしたかったが、2戦して勝ち星には届かなかった。 ここでカレンナヴォーグは中央競馬から地方競馬に転籍をすることになる。 移籍先の園田競馬でのデビュー戦は5番人気に支持され、4番手につけ、好位置からレースを進めた。が、向こう上面からポジションが下がってしまい最下位。 そして迎えた園田競馬での2戦目。園田の名手、下原騎手を背にスタートすると、気合を入れて、今までと違い先頭でレースをスタート。そのまま逃げていくが、もう1頭に後ろをぴったりマークされたままレースは進む。最終コーナーをまわるところでは先頭!!ここからどこまで粘れるか!?と思ったが、2頭で前半進めていったのが響いたのだろうか…後からレースを進めた馬に一気にまくられ、かわされてしまった。それでも懸命に粘りゴール手前までは3位争いをした中で、結果は6着であった。 逃げ、という戦法で新たな一面をみせたが、ここで引退となった。 園田競馬での最後のレースは、今までと違うポジションでレースを進め善戦した本馬。もしこのスタイルが確立すれば、勝利に手が届いたかもしれない、と思うと非常に残念である。 これから始まるカレンナヴォーグのセカンドキャリア!暖かい支援をぜひよろしくお願い致します。
詳細ホース情報
血統 | 父:プリサイスエンド 母:メイショウカレン |
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生年月日 | 2015年4月17日 |
性別 | 牝馬 |
産地 | 日高町 |
毛色 | 栗毛 |
生産牧場 | 日西牧場 |
所属厩舎 | 盛本信春(園田) |
獲得賞金 | 0万円 |
入厩日 | 2019年12月 |
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