【リトレーニング馬受け入れ基準を設けます】
いつも認定特定非営利活動法人サラブリトレーニング・ジャパン及びサンクスホースプラットフォームへのご理解とご支援をありがとうございます。去る12月3日の理事会において、リトレーニング馬の受け入れに際し以下の基準を設けましたのでお知らせいたします。なお、該当する馬の受け入れをお断りする場合がございますのでご理解とご了承のほどよろしくお願いいたします。
1.慢性的又不治の状態により、長期にわたり続く痛み又は手に負えない痛みを耐え忍ばなければならない状態。
2.治療または手術をしても生存の見込みのない可能性がある場合。
3.馬自身またはハンドラー・飼い主に危険を与えたり扱いにくい病状の場合。
4.痛み止めを目的に持続性鎮痛性薬物を生涯投与する必要がある場合。
5.手に負えない痛み又は苦しみ防止・緩和の為に馬小屋の個室に監禁せざるを得ない場合。
6.重度の骨折等、人を乗せてリトレーニングを行うことが困難な状態。
7.獣医より競争能力喪失の診断を受けて引退することとなった場合。
この基準をベースとしますが、状況次第では受け入れることは妨げません。
私共といたしましても、打診のあった馬を受け入れしたいという気持ちはやまやまですが、限られた馬房数、頭数増加によるスタッフへの負担などを考慮し、当団体は全国の皆さまから寄せられたふるさと納税を原資にリトレーニングを主とする団体ですのでその趣旨に沿って活動するべきだと考えております。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。